ピカーダ (picada) で味付けしたコウイカと肉団子 (Sepia con albóndigas)

ピカーダ (picada) と呼ばれる調理技法をご存じでしょうか?カタルーニャ地方料理には欠かせない調味料のようなソースです。ソースと言っても単品で使うマヨネーズなどとは異なり、調理の中で使われるものです。私が住むカステージャ・イ・レオン州では全く使われない調理技法で、ピカーダ(Picada)入りの料理を作ると一気に地中海沿岸を連想させてくれます。

今回は、日本でも簡単に材料が手に入るコウイカと肉団子 (Sepia con albóndigas) のレシピを紹介します。

コウイカと肉団子 (Sepia con albóndigas)

材料:食欲旺盛な人4人分

・コウイカ             800g

・玉葱                1個

・トマト              2~3個

・魚の骨のだし           1/2ℓ

・小麦粉              150g          

・塩                 適宜

・オリーブ油             大さじ 4杯

肉団子用の材料

・豚挽き肉             250g

・卵                1個

・ニンニク             1片

・イタリアンパセリ          少々

・牛乳に浸したパン          一切れ 

・塩胡椒               適宜

ピカーダ (picada) 用の材料

・ニンニク             1片

・トーストしたアーモンド      20粒

・ハーゼルナッツ          4粒

・松の実               小匙1杯

・白ワイン             125㎖

作り方

1.コウイカを一口大の大きさに切り、鍋にオリーブオイル少々をひいて中火で炒める。炒めたら一旦鍋から取り出しておく。

一口大の大きさに切ったコウイカ

2.みじん切りにした玉ねぎを同じ鍋に入れて中火で炒める。更に、皮と種を取りみじん切りしたトマトを入れて炒める。

みじん切りにした玉ねぎとトマトを炒め、トマトの水分が無くなるまで気長に煮詰めてください。

3.トマトの水分が無くなったら、1のコウイカを鍋に戻し入れる。10分ほど弱火で炒めたら魚の骨のだしと塩少々を加え、更に25分間煮る。

コウイカを戻し入れて、みじん切りにした玉ねぎとトマトとよく混ぜます。

4.その間、肉団子用の材料をボールに入れて全てをよく混ぜ合わせる。小さめのコップに小麦粉を少し入れて、一口大の大きさの肉団子を作ってコップに入れて小麦粉をまぶす。

小さなコップに少量の小麦粉をいれ、一口大の大きさの肉団子を入れて小麦粉にまぶしながら形を整えます。こんな感じです。

5.小麦粉をまぶした肉団子を、オリーブオイルを敷いたフライパンに入れて万遍なく焼く。焼いた肉団子の油をよく切り、3の鍋に入れ中火で10分間煮る。

肉団子を上手に動かしながら、全面を焼いていきます。この段階では中まで火が通る必要はなく、肉団子の形が壊れないように焼き付ければ大丈夫です。

6.煮ている間にピカーダ (picada) を作る。ニンニクは小さく切り、すり鉢に白ワイン以外のピカーダ (picada) 用の材料を全て入れて潰し、少しづつ白ワインを加えながら、ソース状になるまですり潰していく。

少しずつ白ワインを加えながら、この写真の様にソース状にします。

7.5の鍋に6のピカーダ (picada) を入れて、更に5分間煮る。味見して味を調える。

味見をして、塩加減が丁度良ければ出来上がりです。

肉団子とコウイカの絶妙のコンビ、そして最後に入れるピカーダ (picada) によってスペインの地中海料理独特の味を楽しむことができます。是非、作ってみてくださいね。