10月も半ば過ぎ、我が家の畑の夏野菜もそろそろ終わりの時期となっています。
ピーマンの収穫がここ1ヶ月程続いていますが、朝晩の気温もグッと下がってきたので今年のピーマンも最終段階に入ってきました。
子供の頃、私自身それほどピーマンが好きではありませんでしたが、スペインに来てピーマンの美味しさ発見!日本では知られていない食べ方や料理の仕方等で、イマイチだったピーマンがピカイチになりました。
そこで、今回はスペインで一般的なとってもおいしいピーマンの食べ方を紹介します。
まずは、焼きピーマン。日本ではパプリカという呼ばれている肉厚のもので作ります。
焼きピーマン(Pimientos Asados)
材料:4人分
・赤パプリカ 2~3個
・黄パプリカ 2~3個
作り方
1.パプリカは軽く水洗いし、よく水けを拭いておく。
2.180℃に熱したオープンに入れ、約30分焼いたらひっくり返して約30分焼く。しんなりしたら出来上がり。(写真参照)
3.冷めたら、薄皮と種をきれいに取り除き、焼き汁と一緒に瓶に詰め真空にして保存します。この保存の際、ニンニクを切って焼きピーマンと一緒に瓶に入れたり、焼き汁を少々とバージン・オリーブ・オイルを入れて保存すると、すぐお肉の付け合わせとしても使えますよ。
この焼きピーマン、作り置きしておくと色んな場面で重宝します。
この他にも、ツナ缶と焼きピーマンを混ぜて、バルサミコ酢、バージン・オリーブオイルと塩で味付けしたものをクラッカーにのせて、カナッペスタイルでもなかなかお洒落なおつまみができます。
また、お肉やお魚をフライパンで焼いて、この焼きピーマンとニンニク、それにそれに瓶に残っているピーマンの焼き汁も少し混ぜてオリーブオイルで軽く炒め、焼いたお肉やお魚その付け合わせにするのもいいですよ。時間がない時にあっという間にできる、便利な料理の一つです。
この焼きピーマン、スーパーなどでも赤パプリカで作ったものが瓶詰めで売っています。ちょっとしたお土産にも喜ばれること間違いなしです!
次に、日本のシシトウにそっくりなピミエントス・デ・パドロン(Pimientos de Padrón)をオリーブオイルで揚げ煮するという、夏になるとレストラン等でもよくみる定番の料理を紹介します。
スペイン版シシトウ(ピミエントス・デ・パドロン)の揚げ煮(Pimientos de Padrón fritos)
材料:4人分
・ししとう 300g
・オリーブオイル 適宜
・粗塩 適宜
作り方
1.シシトウには、少し切れ目を入れておく。
2.フライパンに多めにオリーブオイルを敷き、中強火にして温める。
3.オリーブオイルが温まったら、重ならないようにシシトウを入れてゆっくり揚げ煮する。ひっくり返しながら、焦げないように気を付けて揚げる。しんなりなったらすぐ取り出し、油を切る。
4.皿にのせ、粗塩を軽く振って熱いうちに召し上がれ!
このまま、パクパク食べてもよし、お肉などの付け合わせにしてもよし。決め手は、オリーブオイルなので、サラダ油ではなく、オリーブオイルでお試しくださいませ。
コメントを残す