ここでは、ちょっとしたスペイン語の言い回しや、ことわざ、話し言葉など、辞書には載っていない単語も含めて紹介していきます。スペイン語を勉強している方には言葉の幅が広がるお手伝いができればいいなと、スペイン語には興味ないという方には雑学として楽しんでいただければいいなと思っています。
今回は、日本語の表現とよく似ているスペイン語の表現を紹介します。
Dejar mal sabor de boca a +人-~にとって後味が悪い
直訳すると、「~にとって口に悪い味を残した」という意味で、まさしく日本語でも「後味が悪い」と言いますよね。
¡Qué pena! A pesar de que habíamos ensayado un montón, metimos la pata el concierto de ayer. La verdad que nos dejó mal sabor de boca.
残念でしょうがない!あんなに沢山練習したのに、昨日のコンサートであんな失敗するなんて。本当に後味悪いコンサートだったね。
この表現は、大惨事には至らないものの、迷惑、不快、あるいは不満やフラストレーションが残るような場合によく使われる言い回しです。日本語ともよく似た言い回しなので、使うタイミングが分かりやすいかもしれませんね。是非、どんどん使ってみてください。でも、あんまり後味の悪い思いばかりするのは嫌ですが…。(笑)