ちょっとスペイン語 -25-  (¡Oído cocina!-了解!)

ここでは、ちょっとしたスペイン語の言い回しや、ことわざ、話し言葉など、辞書には載っていない単語も含めて紹介していきます。スペイン語を勉強している方には言葉の幅が広がるお手伝いができればいいなと、スペイン語には興味ないという方には雑学として楽しんでいただければいいなと思っています。

マドリードの生ハムが食べれる有名なバル。店内につるされている生ハムは圧巻です!(写真: 筆者撮影)

¡Oído cocina!-了解!

スペイン王立アカデミー編纂の西西辞典(Real Academia Española)には載っていませんがスペインの日常生活で使う言葉に、「¡Oído cocina!」があります。これは、日本語に訳すと「了解!」という意味で使われています。

「Oído」は「耳、聴覚、音感」等の意味があり、「cocina」には「台所、料理台、料理」等の意味がありますが、「¡Oído cocina!」はどうやらレストラン等の厨房や、飲み物や食べ物を提供する所で使われていた言葉が一般的にも使われるようになったようです。注文が殺到する時間帯の厨房は大変ですが、料理人たちが「厨房でも聞こえたよ!注文了解!」とでも威勢のいい声が返ってきている状況が想像できます。

この厨房等で使われていた言葉は、スペインの日常生活でも、「伝言を正しく受け取ったよ!」「ちゃんと理解したよ!」「了解!」というときに使われています。

1.Mañana a las 17h en la sala de reunión del instituto hay una reunión de los alumnos de segundo. ¡No te olvides de acudirlo!

明日の17時、高校の会議室で2年生のミーティングがあるよ。忘れずに行ってね!

  ¡Oído cocina! Gracias. No te preocupes que no me lo olvido.

了解!サンキュー。忘れないから心配しなくてもいいよ。

2.Si recibe este correo, por favor contéstame aunque sea sólo ¡Oído cocina!

  このメールを受け取ったら、「受け取ったよ!」の一言でもいいから返事をしてね。

街中に沢山の美味しいバルやレストランがある美食の国スペイン。そして、元気の良いスペイン人たち。この言葉は、そんなスペインを彷彿させる表現の一つです。スペインにいらしたら、是非使ってみてください。スペイン文化に溶け込んでいる感覚を味わうことができるかもしれません。