今回、3月30日まで開催されている展覧会の一つ、「プラド美術館の植物散歩(Un paseo botánico por el Prado)(筆者訳)」を見てきました。この企画は、園芸家でもあり芸術の中の植物を研究しているスペイン人エドゥアルド・バルバ・ゴメス(Edurardo Barba Gómez)氏とプラド美術館のコラボで実現したものです。彼は、今までも絵画等の中に描かれている植物を研究した題材を本にして出版したり、ラジオや新聞などでもこの題材について語っています。以前、彼の本を読んだこともあり行ってきました。
住所:プラド通り無番地(Paseo de Prado, s/n) 最寄り駅:エスタシオン・デル・アルテ(Estación del Arte 1号線・水色) 、バンコ・デ・エスパーニャ (Banco de España 2号線・赤色) 開館時間:月~土 10:00~20:00(最終入館 19:30)日・祝 10:00~19:00(最終入館 18:30) *1月1日・5月1日・12月25日は休館 入場料:一般 15€ 65歳以上 7,50€ 無料-18歳未満、25歳未満の大学生(国際学生証必要)、教師(国際証明書必要)
さて、年末が近づくと、スペインでも「良い年末年始をお迎えください!」という言葉が飛び交います。この ¡Que tengas una buena salida y entrada de año! は、「buena salida」が「良い出口」そして、「buena entrada」が「良い入口」を意味します。「一年の良い出口と良い入口をお持ちください」が直訳でしょうか。一年の始まりを扉を開けて入る絵で表したり、一年の終わりを扉を閉める絵で表したりしている絵を見たことがある人もいらっしゃるかもしれません。スペインの人達は時間に「扉」という仕切りを当てて一年の終わりや始まりを意識していたようです。興味深いですね。
Ya mañana es Nochevieja. ¿Con quién vas a pasar en la Nochevieja este año?
もう明日は大晦日。今年の大晦日は誰と過ごすの?
Voy a cenar con mis padres, y a las 12 horas comeré 12 uvas para celebramos el Año Nuevo, luego iré a salir al centro con mis amigos de la universidad.
1521年当時、この教会には2つの塔があり、一方には鐘と時計が、もう一方には証書、火薬、弾薬、その他市に属するものが保管されていた。サンティアゴ教会の役割は宗教的なものだけでなく、少なくとも1380年から市庁舎が建設される15世紀までは、その玄関の広間で議会が開かれていた。(Galicia Pueblo a Pueblo より)
もう一つ目を引いたのが17世紀の説教壇。説教壇を支える部分には人魚が4人描かれている。アルベルト・ガルシア・ロルダン氏(Alberto García Roldán)のブログサイト「GALICIA PUEBLO A PUEBLO」によると、この人魚の2人は女性であるが、もう2人は男性の人魚だそうだ。男性の人魚は初めて見たので驚きであった。
この「Tentempié」という言葉の由来を調べてみると「tente en pié」、日本語で言えば「立っていなさい」という命令形の言葉からきたようです。「pié」という単語は「【足首から下をさす】足」という意味で、「tente」は動詞「tener」の命令形で、この場合は「状態」を表す使い方がされていています。