今年の夏のスペインは、スペイン国内では実に114年ぶりという皆既日食で大いに賑わいました。そういう私も生まれて初めて不思議な体感を経験できる皆既日食を体験しました。もし、興味のある方はこちらも読んでみてください。
もし機会があれば、是非一度は体験してみる価値のあるこの皆既日食体験、次回日本で見れるものは2035年9月2日(水)だそうです。北陸地方から関東北部にかけて(富山県、石川県能登半島、新潟県、長野県、群馬県、栃木県、茨城県など)で見ることができるそうなので、是非この地方にお住まいの方は体験してみてください。でも、2035年というと、チョット先の話ですよね。
実は、ここスペインでは今年の夏に引き続き、来年8月2日にも再び皆既日食を見ることができるということをご存じでしょうか?今年の皆既日食は、主にスペイン北部で見ることができましたが、来年のものはスペイン南部で見ることができます。部分日食であれば、ほぼスペイン全土で観察できます。今年の夏体験した者としては、部分日食ではなく、やはり皆既日食体験を強くお薦めします。太陽と月が完全に重なり合うその短い時間に体感できる不思議な感覚は、部分日食では味わえないものです。
スペイン国立地理研究所(Instituto Geográfico Nacional)の公式サイトを見てみると、2027年8月2日スペイン本土時間10時50頃に皆既日食になるそうで、今年の夏のように午後8時半頃で太陽がかなり傾いた時刻ではなく、太陽の高度が高い時間なので容易に観測できるようです。場所的には、スペイン南部のカディス県ほぼ全域、マラガ県の一部、グラナダ県とアルメリア県の最南端地域も入っているようです。皆既帯がジブラルタル海峡を西から東へと横切るため、スペインの飛び地にあるセウタやメリージャ自治市でも見れます。
来年も8月、丁度夏季休暇シーズン中なので、きっと今年と同様に多くの人達が皆既日食体験を求めて南に移動するかもしれません。天体ショーを見るために今年は海外からの観光客もかなり多かったのですが、来年もきっと賑わうことでしょう。
スペインのニュースで紹介されていましたが、今年の夏の皆既日食天体ショーを目的として、なんと2年前から日本の観光会社がスペイン北部レオン県にあるとても小さい村にある宿屋の予約をしていたそうです。2年前には、まだスペイン国内で皆既日食の話題が出ることもなかったので、2026年夏にスペイン国内で皆既日食があることも知らなかった宿の人は、冗談かと思ったとか。(笑)その後、冗談ではないことが判明し、2年間連絡を取り合って今年の皆既日食に合わせた予定を計画していたということでした。多分、来年の皆既日食に向けて日本からのツアーの企画などがもう始まっているかもしれません。
もし、スペインで見られる来年の皆既日食を体験してみたい方、まだ遅くはありません!来年の夏に向けてこの天体ショーを旅の楽しみの一つとして旅程の中に組み込んでは如何でしょうか。一つだけアドバイスをするとすれば、お天気の良い場所を選ぶことです。基本的に、夏のスペインは比較的お天気に恵まれていますが、夏に雨や曇りの多い地域もあります。その点だけは十分に気を付けて場所選びをされることをお薦めします。
忘れられない体験をスペインで是非味わってくださいね!
参考
・スペイン国立地理研究所(Instituto Geográfico Nacional)の公式サイト
https://astronomia.ign.es/eclipses-de-sol-y-luna/eclipse-total-sol-de-2-de-agosto-2027
・スペイン天文学会(Sociedad Española de Astronomía (SEA))の公式サイト